推定54mg

それでも今日も生きている

はてなダイアリーが嫌いだった

インターネットを始めて14年になる。

昔のことなんて思いだしたって仕方ないしもうほとんど覚えていない。なんてったって今日の夕食の記憶さえ曖昧だ。そもそも夕食ってなんだっけ?夕食というのは夜の食事のことだ。夜食と言うと意味が変わるので要注意。

そういうわけではてなブログを始めた。始めた理由というのはまあ「面白そうだから」というクソみたいな理由で箸にも棒にも引っ掛からない。内容のないブログしか書けない自信があるしそんな自信があったところでどうにもならない。俺だってアルファブロガーになってみたかった。

14年もインターネットをやっていればそりゃブログを始めてみたことぐらいある。というかブログという名称が出てくる前からウェブに日記を書いていたぐらいには露出狂のマゾヒストだ。なんだって自分の日常なんか書きつけたくなるんだろう?人間って不思議な生き物だ。

というわけで当時はMEMORIZEという日記レンタルサイトを使って日記を書いていた。2004年にライブドアブログに統合されたのでそれ以来10年位ライブドアを憎んでいたけれど10年も経てば憎しみも消え去ってしまい今やホリエモンの有料メルマガを購読して2ヶ月でやめたりライブドアブログを作って3日で放置したりしている。ライブドアブログを憎んでいたというより当時は2カラム3カラムのブログデザインをとにかく毛嫌いしていた。ライブドアブログに統合されてからカラムのないデザインがなくなったんだ。今は何カラムだって特にどうでもいい。目が慣れたんだろう。

はてなダイアリーが嫌いだったのはカラム由来ではなく、そこが「村」のような一種入り難い雰囲気を醸し出していたからだ。当時の俺ははてな村の住人は全員もれなくめちゃくちゃ頭が良いのだと思っていた。完全に馬鹿の発想だ。しかも今でも少しそのように思い込んでいる。だからはてなは怖いんだ。2ちゃんねるはてなは今でも怖い。でもアメブロも怖い。TwitterFacebookも怖い。俺はインターネットが怖いだけじゃないのか?まんじゅう怖い。

インターネットユーザーの質というか割合比というかかつては一部の人間しかやっていなかった「インターネット」が、いつしか(というか携帯電話の普及に伴い)ほとんどすべての日本人がやっているものになってしまった。2ちゃんねるVIP板なんかは「変わったなあ……」と思うのだけれどはてなはそんなに変わっていないような気がしつつもまあ単なるROMの雑感なのでもしかしたら変わっているのかもしれない。そういえば近藤淳也「へんな会社」のつくり方』読みました。はてなというのはめちゃめちゃでかい会社が運営しているウェブサービスだと思っていた。そんで今になって株式会社はてなについて検索すると社食が美味いという情報ばかりがドンドンデロデロ出てくるのでお腹が空いてきて困る。今日の夕食はまだ食べていないような気がする。気のせいです。

はてなのことを考えるとお腹が空いてくる。やっぱりはてなは敵だ。